南箕輪村公民館いろいろ物作り体験会「コサージュ作り」
南箕輪村公民館で10日、いろいろ物作り体験会「コサージュ作り」があった。卒園、卒業シーズンに合わせた講座で、6人がバラの花のコサージュを楽しく作った。
伊那市で日本手芸協会トールペイント認定教室プリムローズを主宰する大洞かずよさんが、花束のラッピングなどに使う麻のシナマイロールで作るコサージュを教えた。
シナマイロールの造花は、阪神淡路大震災後、花屋が被災者を元気づけたいと、生花が入荷してこない状況の中で店にあったシナマイロールで花を作ったのが始まりという。
バラはピンクと白の2色を作った。シナマイで花びらを作り、芯を中心に花の形に仕上げ、緑色で作った葉を付け、リボンで飾って仕上げる。参加者は「形を作るのが大変だけど、段々慣れてよくできるようになった。自分で作ったコサージュを使いたいと思う」と話していた。