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弥生で地元企業家らによる進路ガイダンス

弥生で地元企業家らによる進路ガイダンス

 伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で13日、地元企業の代表を講師に迎えた進路ガイダンスがあった。1年生約280人が参加。各分野を代表する地元企業関係者から、企業理念や求められる人材について学んだ。
 抱負な人生経験や現場の生の声を進路選択の参考にしてもらうことを目的としたガイダンス。昨年からは伊那ロータリークラブの協力のもと、優良地元企業から講師を迎えており、今年は各分野の11人が同校を訪れた。
 食品製造・販売分野を代表する「菓匠しみず」の清水紀光社長は、自身の経験を交えながら作ること同様に接客を大切にしていることを説明=写真。「お菓子はおいしくなければならないが、企業理念や従業員の思いに共鳴する店にお客さんは集まる」と語り、客が販売員の態度を通してその企業の本質を見極めていることやあいさつの大切さなどを示した。また生徒らには「人間にとって一番大切なことは人に信頼され、それに応えること。この3年間で自身を律する道徳観をぜひ身につけてほしい」と呼びかけた。
 清水さんの授業に参加した馬場智香さんは「今は大きく有名店になっているが苦労してきたことをしってびっくりした。辛くてもがんばることが大切だと分かった」と話していた。

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