箕輪中卒業生に庄内地区から花束の贈り物
箕輪町と「友好交流推進協定」を結んでいる静岡県浜松市の庄内地区から15日、箕輪中学校3年生に卒業を祝う春の香りいっぱいの花束が贈られた。
毎年恒例の花束贈呈。庄内公民館長、庄内地区箕輪町交流協会役員ら4人が、色とりどりのガーベラと甘い香りのフリージアの花束を持って町役場を訪れた。
卒業式は16日。3年生243人を代表し学年協議会役員3人が花束を受け取った。福田祐君(15)が「素晴らしい花束を頂き感激している。卒業生一同感謝申し上げる。庄内との交流を深め互いに向上していければと思う。皆さんの思いを胸に一歩一歩着実に進み、この花のようにきれいな花を咲かせたい」と礼を述べた。
協会福委員長の野中肇さんは、「地域の皆が卒業とこれからの門出を祝って準備し、お持ちした。受け取ってほしい」とあいさつ。「卒業の祝いの印としてはささやかだが、庄内地区の皆の気持ちをお受け取りください。これからのさらなる躍進に期待します」との山本博史会長のメッセージも披露した。
平沢豊満町長は「太平洋と浜名湖の空気、庄内の皆さんのまごころが込もった花束。気持ちを十二分に解して心に刻み込んでほしい。毎年、花を贈っていただくことに敬意と感謝を申し上げる。庄内と町の絆が深く通い合う交流をお願いしたい」とあいさつした。
3年生は卒業式で、庄内からの花束を手に退場するという。
庄内地区からは19日にも、町内5小学校卒業生247人、保育園卒園児261人のために花束が贈られる。