伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
165/(木)

ニュース

【春の高校伊那駅伝】上伊那勢の結果は?

6位入賞… 上伊那農業高校

【春の高校伊那駅伝】上伊那勢の結果は?

 前回、県内の部2位の地元古豪は実力を発揮できずに6位入賞。かぜなどの影響で病み上がりのメンバーらの体調面は万全ではなかった。「力が出し切れない厳しい結果となった。(交代人員のいない)選手層の薄さが出てしまった」(柳沢監督)。
 エース福沢が1区を県内2位の走りでたすきリレーするが最長距離3区で柴主将が大きく後退。柴は、かぜや右足の故障もあり、練習不足だったと振り返る。「最後の上り坂がきつかった。しかし、次にたすきを渡したくて歯を食いしばったが体力が続かなかった」と言葉に悔しさをにじませた。
 チームとしては、具体的な目標を設けず各自がテーマを持って走った。エース福沢は、全国レベルの中で力を試すため一斉スタートの1区起用を志願。序盤から順調に走り出したが1・8キロ地点で先頭集団に離された。「集団のペースが上がった時に反応できるようになることが今後の課題。納得いく走りはできなかったが課題が見つかり得るものが多かった」と話した。
 柳沢監督は「トラック競技のシーズンが始まるので一人ひとりが目標を持って練習に取り組んでほしい。個人のレベルアップを目指してから秋の駅伝を迎えたい」と古豪復活へ再帰を誓った。

【春の高校伊那駅伝】上伊那勢の結果は?

 昨年は4縲・区間で繰り上げスタートの苦い経験を持つ。今大会で雪辱を晴らすため、皆で取り組んできたが結果は思うようにならなかった。しかし、水上主将は「皆で一本のたすきをつなぐ心意気はつなげたと思う。沿道の声援がたくさんあって頑張ろうと思えた」と話した。
 地元から出場の唯一の女子チーム。メンバーは短距離、競歩選手など駅伝競技は専門外だった。コース変更で自分たちの学び舎の近くを走ることになり気合が入っていた。地元主催の大会で支えてくれる人たちに恩返しをしたい竏窒ニの思いは強かった。
 最終区の山岸が競技場へ入ってくると周囲から「ラスト頑張れ!」の声援がわいた。ゴールへ倒れ込むように走り込んだ山岸。「最後の上り坂がきつかったが、沿道から絶えず応援があったので最後の力を振り絞った」と振り返った。
 水上主将は「たすきがつなげず残念だったがこれから始まる陸上シーズンに向け、個々が調整していきたい。この大会の思いでをバネにして頑張りたい」と前向きな意気込み。田中コーチは「一人ひとりが精いっぱいできたと思う」と選手らを労った。

前のページに戻る 一覧に戻る