駅伝参加校の選手らがみはらしファームで早朝ごみ拾い
春の高校伊那駅伝2007で優勝した佐久長聖高校と県外出場校3校の選手ら約40人が19日から、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで早朝ごみ拾いに取り組んでいる=写真。
これまでは駅伝の開催日時前後に参加校が宿泊するというのは一般的だったが、佐久長聖、秋田工業(秋田県)、洛南(京都府)、大牟田(福岡)の4校は今年、駅伝終了後から4日間の合同合宿を実施。羽広荘に宿泊し、その間を過ごしている。その中で、各校の監督たちが合宿の一環として奉仕活動に取り組むことを提案。毎朝の食事の後に、みはらしファーム内のごみ拾いをしてもらうこととなった。
選手らは各班に分かれてみはらしファーム内の公園や各施設周辺のごみを収集。溝の中など、細部まで気を配りながらごみ拾いに取り組んでいた。
羽広荘の高木伸治支配人は「普段は事務所職員がやっていることを生徒らがやってくれているのでありがたい。伊那は駅伝が盛んな地でもあり、今後合宿が続いてくれればと期待している」と話していた。