ドドーンと宮田の名物丼24日発売
12店の個性あふれ、地産地消にも配慮して
宮田村の飲食店12店が腕によりをかけて24日に発売する“名物丼”が21日、報道陣に披露された。基本ルールである村の特産・山ぶどうワインを用いて、各店ともに個性あふれる丼が完成。村内産のシメジや豆腐などを使用する店も多く、“地産地消”への配慮も怠らない。村商工会青年部が村民にアイデアやレシピを募り始まったプロジェクト、「名物丼の歴史が始まる。お客様と一緒に進化していく」と関係者の寄せる期待は熱い。
村民公募のアイデアから選んだ「鶏の山ぶどう酒煮丼」をベースに、多くの人に愛される丼にしようと各店が独自の味を開発。
焼き鳥丼風があったり、デミグラスソースのシチュー風があったりと多彩。なかには締めにお茶漬けも楽しめる「ひつまぶし風」の丼まで飛び出した。
和食、洋食、中華と各店の個性が出ているのも特徴的。わさびや山椒を隠し味に使ったりするなど本格的な味わいだ。
商工会青年部は、各店をたずね歩いてもらおうと、5月6日までスタンプラリーも展開する。
村内には飲食店30店余りがあるが、実にその4割ほどが名物丼を提供することになり、そば蔵の小林享さん(50)は「みんな、やるぞっていう熱意を持っている証拠。張りきっています」と発売が待ち遠しい様子。
既に団体の予約が入っている店舗もあるなど、発売前から期待感は高まるばかりだ。
名物丼販売店は次の通り。
青葉TEL85・2344、鳳TEL85・4053、駒雪TEL85・2962、こまゆき荘TEL81・7117、酒菜亭すしよしTEL85・2074、そば蔵宮田店TEL85・4870、レストランときわTEL85・2207、萬里TEL85・2065、ペンションめいぷるTEL85・5335(24日以降発売)、すし割烹梵TEL85・4764、ジョイかすがTEL85・2424、レストハウスおおたTEL85・2237
腕によりをかけた各店の丼が勢揃い
味も見た目も個性豊か