駒ケ根市内の5小学校で卒業式
駒ケ根市内の5小学校で22日、一斉に卒業証書授与式が行われ、計356人の卒業生が6年間通い慣れた学び舎を巣立った。
赤穂小学校(高野普校長)では卒業生120人が晴れの卒業式に臨んだ。普段と違う少し大人っぽい洋服に身を包んだ卒業生らは壇上に上がって一人一人高野校長から卒業証書を受け取った。
壇上に並んだ卒業生らは向かい合った在校生らとともに『卒業の歌』を合唱。保護者席ではハンカチで目頭を押さえる母親の姿があちこちに見られた。
高野校長は式辞で「皆さんが懸命に行事や活動に取り組んできた姿に支え合い、学び合うことの素晴らしさを感じた。卒業生に『和』の言葉を贈りたい。自分と友の心を信じて前に進んでほしい」と激励の言葉を贈った。
在校生らの拍手に送られて退場した卒業生はようやく緊張から解放され、友達同士で晴れやかに笑い合っていた。