青年海外協力隊員出発前にあいさつ
青年海外協力隊の06年度第3次隊員として今月ケニアに出発する駒ケ根市赤穂市場割の気賀沢博徳さん(26)が23日、市役所を訪れ、中原正純市長に出発前のあいさつをした。気賀沢さんは「市の出身者として駒ケ根市の名を汚すことなく、友好の架け橋となれるよう一生懸命努力してきたい」と決意を述べた。中原市長は激励金を手渡し「訓練の成果を生かし、国際平和と地域づくりのために頑張って。2年後には一回りも二回りも大きくなって帰国してほしい」と激励した。
気賀沢さんはアフリカ・ケニアのキスム博物館で、収蔵されている文化財の整理や分類などに当たる。大卒後、ボランティアで海外の遺跡調査に加わった経験を途上国で生かそうと協力隊に応募した。派遣前訓練を受けたのは地元の駒ケ根訓練所ではなく福島県の二本松訓練所。
市出身者の派遣は4年ぶり、15人目。