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名物丼デビュー、注文次々と

名物丼デビュー、注文次々と

 村の特産山ぶどうワイン「紫輝」を用いることを共通ルールにした宮田村の・ス名物丼・スが24日、村内の飲食店11店で一斉に発売を開始した。発売を楽しみに来店する人も多く盛況。各店で食材も調理法も違うため「色々な店を食べ歩きたい」といった声も聞かれた。
 各店の特徴が丼にも存分に活かされ個性的。味に定評がある町三区の鳳(おおとり)でも名物丼のオーダーが次々と。違うメニューがお気に入りの常連客も「試しに」と注文する姿があった。
 この店は数少ない洋風味。「紫輝」で25分煮て一昼夜浸け込んだ鶏肉を使用。シチュー風に仕立てさらに紫輝を調合したクリームソースをつけあわせた。
 「お肉がすごく柔らかくて美味しい」と、常連の肥えた舌もうならす出来映え。娘と孫と一緒に来店したつつじが丘区の佐藤花子さんは「村おこしの名物丼。成功するといいですね」と話した。
 町2区のすしよしでは、清水靖夫村長や丼のアイデア考案者らが試食。村長は新たな名物が誕生したことを喜び「多くの人が訪れると期待。村の活力を一緒になって発信していきたい」と話した。
 名物丼の開発を進めてきた村商工会青年部は、食べ歩いてもらおうとスタンプラリーを5月6日まで実施。丼の名称募集も行なう。問い合わせは同商工会85・2213へ。

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