池上さんに最優秀賞
名物丼の原案作品、商工会青年部が表彰
村民にアイデアやレシピを募った・ス名物丼・スで地域活性に取り組む宮田村商工会青年部は24日、同日発売を開始した名物丼の原案を考えた町1区の池上智絵さん(20)を最優秀表彰した。公募してからこの日の発売まで約1年。関係者が新名物の誕生とともに祝い「みんなに愛される丼に」と願いをこめた。
169点の公募作品の中から、住民も巻き込んだ度重なる試食会を経て決定したのが、池上さんの「鶏の山ぶどう酒煮丼」。
村の特産山ぶどうワイン「紫輝」を用いるアイデアが原型となり、村内飲食店がアレンジを加え、名物丼の発売に至った。
池上さんは調理師専門学校を今春卒業して、将来的には村内で飲食店をやりたいという夢も。
名物丼への興味も尽きないが「私のアイデアは洋風だったが、色々な顔があっていい。各飲食店が味を競い合って、盛り上がっていけば」と話した。
表彰式では「駒ケ岳丼」で応募した加々美美香さん(41)=南割区=に優秀賞。「ヘルシー梅宮丼」の河越潤さん(34)にユーモア賞を贈った。