県議選 伊那市区 選挙戦へ
伊那市福島の音楽講師・井口純代氏(51)が25日、県議選伊那市区(定数2)から立候補する意向を示した。これに伴い、無投票の様相を呈していた伊那市区でも選挙戦に突入することとなった。
井口氏が意向を固めたのは今月21日。告示10日をきり、無投票に対する市民感情の高まりがあると判断したとしている。
取材に対し井口氏は「環境、子育てなど、生活に根ざした命を守る活動をやってきた。今までコツコツやってきたことを生かして県民益のために働きたい」と語った。
音楽講師の傍ら、さまざまな市民活動に取り組んできており、これまでには「(市町村)合併の意向調査を求める市民の会」の代表、「ごみゼロの会」事務局などを務めている。届け出党派は県議会の会派・あおぞらが届け出た同名の政治団体とする予定。
正式な出馬表明は27日の午後3時から伊那市西箕輪の「ロッジ吹上」で行う。
伊那市区ではすでに現職2人が立候補を表明している。