教育シンポ・まちじゅうみんなで箕輪の教育
教育について考えよう竏窒ニ25日、教育シンポジウム「まちじゅうみんなで箕輪の教育」が町文化センターであった。教育関係者などが集まり、地域と教育のあり方、教育の原点とは何かを考えた。
町の教育理念や子育て支援の形を模索するために設置した「まちじゅうみんなで箕輪の教育研究協議会」が企画したもので、基調講演や部会シンポ報告、パネルディスカッションを展開。
部会シンポ報告では子育て支援、子どものスポーツ環境、学校との交流関係の3部会で話し合った代表者がその成果を報告。子育て支援関係部会の西沢智美さんは、子育て支援に携わる人たちが後継者不足や活動費の確保に悩んでいる現状を示し「支援を必要としている人への支援も大切だが、支援を提供している人に対する支援も求められている」として、子育てに関する包括的な支援体制づくりを訴えた=写真。
子どものスポーツ環境について議論した秋山浩さんは、アンケートの集計結果から現在の子どもがスポーツとどのように接しているかを紹介。「スポーツはみんなで同じ目標に向かって泣いたり笑ったりするもの。子どものそんな姿に自分たち自身が力をもらっている。子どもの無限の可能性、一人ひとりの個性を生かす手伝いができれば」と語った。