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215/(火)

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松くい虫対策、健全なうちに樹種転換へ

 宮田村は、新たに松くい虫の被害で枯れたとみられるアカマツを160本確認した。28日開いた村森林整備等推進協議会に報告。今後は被害木の伐倒処理から移行し、木が健全なうちに伐採して資源化を図れるよう積極的に樹種転換を進めていく考えを示した。5月ころに地権者説明会を開き、早急に対応していく。
 同村内では昨年度に松くい虫の被害が初めて確認され、本年度は356本を伐倒処理した。
 新年度も同程度の被害が想定されているが、今後は被害に遭う前に伐採し、樹種転換していく方針。
 国県の補助も適用でき、健全な伐採木は材木やペレットなどに資源活用できることから「健全な木があるうちに早めの対応をする」(村林務係)考えだ。
 新たに見つかった枯れた木は、3月14日の県や森林組合との合同目視調査で分かったもの。今までも被害にあっている天竜川、太田切川沿いの段丘が中心になっている。

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