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県議選 郡区 参謀に聞く

 8日に投票が行われる県議選上伊那郡区(定数2)の各派の参謀に、選挙の争点、戦況などを聞いた。
 設問は(1)選挙の特徴(争点含む)(2)投票率の予想(3)その根拠(4)投票率の影響(5)当落ライン(6)激戦地(7)地盤(8)有権者に最もアピールしていること(9)有権者の反応(10)ひとこと竏秩B

清水洋候補 福田英治参謀長

(1)田中前知事時代、災害対策など全く出来ていなかった。村井知事の誕生で、1つずつ前に進むようになった。少子高齢化、景気対策などの課題を抱える。生活道路などライフラインをきちっと整える人が求められている(2)70%前後(±1%か)(3)今回の県議選に関する関心度から見て、だいたいそのくらい。前回(71・89%)よりは低くなるのではないか(4)投票率が低いと、厳しくなる(5)1万2千票以上(6)箕輪町(7)地元箕輪町を中心とした全区域(8)昨年7月に豪雨災害があった。地域に県議がいなくてはだめだと住民が感じたと思う。災害対策をはじめ、少子高齢化問題などに力を入れている。住民の立場に立ち、豊かさが実感できる地域社会を作るために働く(9)五分五分の感触。4年間の実績は評価されていると思う(10)若くて行動力があり、行政に明るい。温厚な人柄で、面倒見が良く、切実である。

小林伸陽候補 三沢好夫選対本部長

(1)村井知事になって、予算の使い方が変わった。県民負担が増やされ、借金財政に後戻りしている。「積極型予算」という人もいるが、暮らしや福祉に使う金がダム建設に回される姿勢は明確。県政改革を後戻りさせないことが問われる選挙である。他候補と立場が違うのは小林だけ(2)70%くらいか(3)県政に関心のない人がどこまで投票していただけるか(4)高い、低いによって影響があるとは言えない(5)投票率75%でみた場合、1万3千票以上(6)箕輪町、南箕輪村(7)地元を中心に全区域(8)8年間、県議としてやってきた。借金を作った吉村元知事の時代に戻ろうとしている。「このままでいいのか」と訴えている(9)政治を何とかしてほしいという声が届く。期待感を持っている(10)県議の政務調査費の情報公開度は全国一で、改革を実現させた実績がある。人のために汗を流すことをいとわない。一生懸命、仕事をするのはだれにも負けない。

垣内基良候補 原東吉事務長

(1)景気対策をしないと、すべてが低迷している。景気対策を打ち、医療福祉、災害対策など予算配分できる体制を整えること(2)69縲・0%(3)前回、町内から2候補が出ていたことや知事交代などから、前回を超えることはないと思う(4)低いと、保守系候補は不利(5)1万2千票(6)地元辰野町と、大票田で立候補者がいない南箕輪村(7)辰野町(8)町長経験者であり、県議も1期務めた。政策能力、実行力、県に対するパイプがあり、必要な人材。昨年7月の豪雨災害の復旧に対し、県議がいなかったことはマイナスと痛感した(9)町内はまとまりが出てきた。他町村で前回の獲得票に上乗せしなければならない(10)前回、1票差で敗れ、尊い支持を生かすことができなかった。選挙戦を勝ち、投票していただいた1万426票に恩返ししたい。優秀な政治家を埋もれさせてはならない。上伊那のためになると自信を持っている。

小原勇候補 前林善一総括責任者

(1)定数が3から2になったことで、北部で1人、南部で1人が広域行政にとっても郡民にとっても必要なこと(2)前回並み(3)新興住宅などの影響で低くなる要因もあるが、南部の飯島町・中川村で前回を上回る「70%以上」を周知している(4)低いと、厳しい(5)1万2500縲・万3千票(6)辰野町、南箕輪村(7)宮田村を中心とした南部(8)地域の思いを県政に届けるスタンス。地域と県政をつなぐパイプ役として、住民の声を伝え、政策提言していく(9)若い人たちの反応が分からない。南部のまとまりは良くなってきている。攻めの一点(10)何の問題でも、真摯に取り組む。商工会の支援や駒ケ根工業高校の存続、昭和伊南総合病院の救急救命センター継続など1期4年間の功績は大きい。県議としての能力、発想力はある。上伊那の元気、県民の幸せのための地域づくりを目指す。「郡民益」「県民益」を考えてほしい。

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