駒ケ根市内小中学校入学式
駒ケ根市内の全小中学校で5日、入学式が一斉に行われた。5小学校は午前に、2中学校は午後にそれぞれ式を行い、初々しい新入生を迎えて希望に満ちた新学期をスタートさせた。
赤穂中学校(杉田純治校長)では真新しい制服に身を包んだ295人の新入生が在校生や保護者らの拍手で迎えられた=写真。入学者を代表して桑原華さんは「今から始まる中学校生活への大きな希望で胸を膨らませている。運動会、白鈴祭、合唱コンクールなどの行事や部活、生徒会活動などに一生懸命取り組みたい。何も分からず不安も多いが、明るい笑顔で、大きな声であいさつすることはできる。一日一日を大切にし、充実した中学校生活を送りたい」と述べた。
杉田校長は式辞で「中学の3年間は人生を決める大きな成長の時期。スタートに当たって緊張と不安を覚えているだろうが、そんな自分に勇気を与える方法を教えよう。それは『おはようございます』などのあいさつの言葉だ。あいさつを体から発することで自分自身をはっきりと決められるし、人の和をつくれる。毎日元気に学校に来てほしい」と呼び掛けた。
入学者数は小学校が赤穂150、赤穂東88、赤穂南86、中沢29、東伊那14。中学校は赤穂295、東57。