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県議選 伊那市区 3候補が各地で最後の演説

県議選 伊那市区 3候補が各地で最後の演説

 投票日を翌日にひかえ7日、伊那市内では立候補者3人が市内各地で最後の思いを訴えた。
 木下氏は地元の美篶地区などで遊説を行い、夕方から旧伊那市と高遠町町内で市街地で遊説行進を敢行。
 村井県政に対しては「本当の意味での改革を進めるステージとなったが、まだまだ超えていかなければならないハードルがある。私も新県政の誕生に携わった一人として車の両輪となってがんばっていきたい」と語った。
 政策面では南北格差、都市と農村部の格差解消、経済の活性化による県財政の安定などを挙げ「伊那市の議員として伊那市のみなさんの考えを県政に反映させ、豊かさを感じられる郷土作りに取り組みたい」と訴えた。

県議選 伊那市区 3候補が各地で最後の演説

 向山氏は市内全域を遊説で駆け巡り、昼間は高遠町町内で、夕方に旧伊那市市街地で市街地遊説行進を展開。
 今回選で今後取り組みたい課題の一つとして掲げてきた南北格差問題については「なんとしても解消し、それぞれの地域の個性を生かした政策を確立していきたい」と訴えたほか、景気が上向く中、依然として地元の中小企業が厳しい状況にあることを指摘。産業振興や雇用の安定実現に努め、「当地区の商店街のみなさんが意欲を持ってがんばっていけるように取り組み、本当に合併してよかったと思えるまちづくりをしたい」と訴えた。

県議選 伊那市区 3候補が各地で最後の演説

 井口氏は市内全域で遊説しながら、アピタ伊那店前で街頭演説を展開。
 大型公共事業に積極的な姿勢をとっている村井県政に対しては批判的な見解を示し「補助金は大型公共事業より私たちの暮らしを守る医療や福祉にまわし、命と暮らしを守らなければならない」と語った。
 また、特別養護みすず寮の経営移管や学校給食のセンター化などが進む伊那市行政を「福祉、教育が後戻りしている」と指摘。「県政が変わらなければ地域も変わらない。みなさんが豊かで元気に暮らせるよう県政でがんばりたい」と訴えた。

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