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愛知県岩倉市民が伊那市青島の桜並木視察

 伊那市美篶の三峰川右岸の堤防にある桜並木を保護している「青島堤防桜保存の会」(橋爪正昭会長)は7日、愛知県岩倉市から視察研修で訪れた市民ら約20人と交流した。堤防の歴史や会の立ち上げ、桜の管理方法などについて紹介した。
 岩倉市は、ソメイヨシノを中心とした約1500本が五条川沿い、約7・6キロに渡り植わっている桜の名所。同市は、住民と共に桜の保存に取り組みたいと、昨年7月に有志を集い、10回講座の「五条川桜並木の保存会設立準備勉強会」を開催した。この日は、メンバーらがさらに知識を深めるための研修で同堤防のほか高遠城址(じょうし)公園も訪れた。
 青島の保存会では、樹齢約90歳のソメイヨシノの古木約40本を同区全約90戸で守っていることなどを紹介。また、同堤防から高遠城址公園までの道沿いに桜並木を広げたい竏窒ニの夢も語った。
 研修に同行した岩倉市の行政関係者は「区民全員が桜を守るために同じ意識で活動していることはすごい。私たちも参考にして、これから保存会を立ち上げていきたい」と話した。
三峰川の右岸堤防にある桜並木を見学する岩倉市民

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