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愛護精神普及へ決意新た 動物慰霊祭

 県動物愛護会上伊那支部、上伊那郡市飼犬管理対策協議会は20日、箕輪町にある南信犬等管理所で動物慰霊祭をした。本年度、伊那、飯田、諏訪の3保健所などに保護や引き取られ処分された犬、猫の霊を供養した。
 慰霊祭には、市町村、保健所関係者ら約25人が出席。県動物愛護会上伊那支部の武村富雄支部長が「動物愛護の普及啓発に取り組むことが精霊に報いる唯一の行い」と話し、出席者全員が焼香をあげ、手を合わせた。
 本年度(16日現在)、伊那、飯田、諏訪の保健所管内での処分数は犬184頭、猫1050匹。前年と比べて犬は減少傾向だが、猫は横ばい状態だという。
 伊那保健所では、本年取り扱った犬206頭。そのうち95頭を飼い主へ返還し、75頭を新たな飼い主へ譲渡、36頭は処分となった。
焼香を上げ、黙とうする出席者ら

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