かんてんぱぱガーデンのカタクリ見ごろ
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンでは、カタクリをはじめとする春の山野草が見ごろを迎えている=写真。
春から夏にかけて80種類以上の山野草が代わる代わる咲き、観光客の目を楽しませている同ガーデン。現在、ショウジョウバカマ、ミズバショウ、イワウチワなどが続々と見ごろを迎えており、約200株が群生するカタクリとともに訪れた観光客の目を楽しませている。
カタクリについてはその花の形から「かたかご」(傾いたかご)という呼び名が「かたこゆり」となりそれが転じて「カタクリ」と呼ばれるようになったとする説がある。昔は鱗(りん)茎からでん粉が採れ、それを「カタクリ粉」といって食べていたが、現在の一般的なカタクリ粉にはジャガイモのでん粉が用いられている。