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箕輪町図書館新事業
「宅老所ミニ図書館」始まる

箕輪町図書館新事業<br>「宅老所ミニ図書館」始まる

 箕輪町図書館は07年度新事業で、町内の宅老所に図書を届けお年寄りに利用してもらう「宅老所ミニ図書館」を始めた。10日、専用箱に入れた本や紙芝居など30冊を宅老所に届けた。
 “届ける図書館”としてこれまでみのわ園などでやっていたが、よりきめ細かなサービスを目指し、大きな施設だけでなく町内の宅老所3カ所を利用する人にも楽しんでもらいたいと始めた。
 専用箱に30冊を用意し、箱ごと施設に届け1カ月ごとに交換する。本は主に大活字本、昔の風景などが楽しめる写真集、絵本、雑誌など。読みたい本の要望を寄せてもらい、希望に沿うような本を届けていく。
 宅老所菜の花(小笠原今朝美代表)では、段ボール箱にきれいな紙をはり「ミニ本箱」を用意して図書が届くのを待っていた。図書館職員が本を紹介すると、「小説が友達だ」と話す利用者もいて、さっそく本を手にした。菜の花では、「本はあるけど特に出すことは今までなかったので興味を示してくれると思う。地元の民話の紙芝居は喜ばれるので、今後要望したい」と話していた。

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