梅公園で花見イベントにぎやかに
宮田村の住民有志が参加する「村おこし実行委員会」(平沢英夫委員長)は14日、委員の手づくりで整備した新田区の梅公園で花見イベントを開いた。昨年に続き2回目。満開の花の下、村内グループの出し物や各種飲食のサービスなどで、多くの人出で賑わった。
天候にも恵まれ、駒ケ岳の残雪に梅の花が色鮮やか。訪れた人たちは、サクラとはまた一味違う、奥ゆかしい花の姿を堪能した。
宮田太鼓が演奏を披露。信州みやだ梅舞会はよさこソーランを勇壮に舞い、会場を盛り上げていた。
地元野菜ふんだんの豚汁や、公園内の井戸水を使ったコーヒー、お茶の無料サービスも盛況。農業女性グループ野ひばりの会が80食用意した「梅おこわ」は昼前に完売するほどの人気を集めた。
梅にまつわる親王伝説から「梅が里」とも呼ばれる同村。同委員会はその伝説を地域活性化につなげようと取り組み、一昨年に梅公園を整備したが「このような機会を持つことで、多彩な交流につながれば」とメンバーは話した。