元気づくり支援金選定委員会第1回選定委員会
コモンズ支援金の後継事業「地域発 元気づくり支援金」の上伊那地域選定委員会が19日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。行政や地域から選ばれた委員7人が集まり、各市町村から挙がってきた110事業の内容説明を受けた=写真。
県が本年度から実施していく元気づくり支援金は、コモンズ支援金の全県枠をなくし、その分地域枠の配分額を増額したほか、行政関係者だけでなく、地域の代表者を含めた選定委員会を構成し、より地域ニーズに即した事業選定ができる体制を整えた。
県全体の予算(約10億円)のうち、上伊那の割り当て分は9360万円。それに対し要望のあった事業の総額は1億5800万円で、内訳は市町村分が51事業(1億300万円)、公共的団体が59事業(5500万円)となっている。事業区分では「安全・安心の地域づくり」「教育・文化の振興」などの申請が多かった。
5月8日に開く第2回委員会で本年度事業を選定する。
各市町村の事業要望状況は次の通り。
◇伊那市▼市町村分=7事業(2800万円)▼公共的団体分=28事業(2500万円)
◇駒ヶ根市▼市町村分=5事業(1500万円)▼公共的団体分3事業(190万円)
◇辰野町▼市町村分=9事業(1100万円)▼公共的団体分=6事業(410万円)
◇箕輪町▼市町村分=11事業(1900万円)▼公共的団体=4事業(500万円)
◇飯島町▼市町村分=9事業(420万円)▼公共的団体分=6事業(630万円)
◇南箕輪村▼市町村分=5事業(1500万円)▼公共的団体分=なし
◇中川村▼市町村分=3事業(580万円)▼公共的団体分=3事業(380万円)
◇宮田村▼市町村分=2事業(260万円)▼公共的団体分=5事業(480万円)
◇広域▼公共的団体分=4事業(300万円)