飯島地区農地・水・環境保全向上対策委員会設立総会、定時総会
4地区のトップを切って設立
飯島町の飯島地区農地・水・環境保全対策委員会が4地区のトップを切って設立され、23日夜、成人大学センターで設立総会・定時総会を開いた=写真。
区会や耕地総代、林務委員、地区営農組合、土木委員の代表など委員ら約40人が出席し、規約を制定し、07年度事業計画・予算を決めた。町との協定書は24日付けで締結する。
開会で、竹俣栄二郎区長は「農家も非農家も一緒になって、農地や水を守る新しい施策。協働のまちづくりを進める町の施策と合致する。それぞれの立場で積極的に取り組んで」と期待した。
この後、目的に「地域が共同で農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図る」を掲げ、構成員、機関、専門部会、役員など盛り込んだ規約を承認し、役員構成も決めた。
引き続き、定時総会に移り、町との協定書の内容を確認し、07年度活動計画を決めた。 協定の対象は協定農地281ヘクタール(田236ヘクタール、畑45ヘクタール)、開水路113キロ、ため池1カ所、農道。具体的活動は▽農地と用水路の保全(畦畔・法面の草刈り、病虫害駆除、泥上げ、出水期の点検巡回)▽農村環境保全活動(生態系保全のための学習会、農地、用水施設周辺の美化、景観保全)▽環境負荷低減に向けた営農活動-など。予算額(交付金)1170万円。
委員会構成は次の通り(敬称略)
▽委員長=星野光希(区会土木委員長)▽同副=小林正尚(地区営農組合長)、吉川勲男(鳥居原耕地総代)▽庶務=片桐今朝実(土木委員)▽会計=熊谷功(土木委員)▽監査=三石宏之(中町耕地総代)、市村茂(中山間事業団地代表)