JA上伊那あぐりスクール駒ケ根校開校
さまざまな体験学習を通じて農業と食への理解を深めてもらおうとJA上伊那は28日、小学2縲・年生を対象にした農業体験講座「あぐりスクール」駒ケ根校を開校した。駒ケ根市、伊那市、飯島町、中川村、宮田村の9小学校の児童71人が参加。12月にかけて月1回ずつ開かれる9回の講座で田植えや稲刈り、リンゴやサツマイモの栽培作業などの農業体験のほか、川遊びや五平もちづくりなどに挑戦していく。
児童らは駒ケ根市のアイ・パルいなんでの開校式に臨んだ後、保護者らとともに早速近くの畑に行き、ジャガイモの種イモ植えとトウモロコシの種まきをした。ほとんどの児童らは初めての体験とあって戸惑ったような表情を見せていたが、JAの職員らの指導を受けながら楽しそうに作業していた=写真。
校長の宮下勝義JA上伊那代表理事組合長はあいさつで「良い思い出とたくさんの友達をつくって楽しんでほしい」と呼び掛けた。
同スクールは昨年伊那市で初めて開校して好評だったことから、今年は駒ケ根市でも開校することにした。