萱野高原開きとミズバショウ祭り
箕輪町の萱野高原で28日、萱野高原開きとミズバショウ祭りがあった。高原の春を楽しもうと100人を超える人が訪れ、振る舞いのとん汁やおにぎりを味わったり、散策してにぎわった。箕輪町、町観光協会、みのわ振興公社の主催。
高原開きの神事が終わると、箕輪町民謡を楽しむ会が「萱野高原音頭」を40年ぶりに復活させ踊りを披露。みのわ太鼓ジュニアも威勢のいい太鼓の音を響かせた。
第2回「芽吹きのトレッキング」は、手作りしたバードコールを鳴らしながら高原を歩き、野鳥の声に耳を傾け、ミズバショウを観察した。歩いた後はタラの芽、コゴミ、コシアブラなどの山菜の天ぷらを味わい、春を満喫した。
贈呈式もあり、NTN長野製作所から萱野高原の整備のため88万円の寄付、中部電力伊那営業所からオオヤマザクラ100本、親山海クラブ(伯耆原尊代表)からシラネアオイ千株とヤマボウシ10本の寄贈があった。