【記者室】市民活動の実態は
不要傘を買い物袋にリサイクルするなど活発に活動する箕輪町消費者の会。総会で、「役員だけでなく会員をもっと働かせることを考えたほうがいい」との声。もちろんすべてではないだろうが、一般会員の活動があまりされていないらしい発言に驚いた▼活発に見える組織でも主に動くのは役員で、役員の負担は大きいようだ。率先して役員が動くことは大切だが、会員皆の支えが無ければ組織そのものも先細りになる▼本年度、初の男性会長が誕生した。「全員が会長の気持ちで活動を」とのあいさつは、会の現状を表したものだったのだろう。より活発な活動を求める意見に「受けて立つ」とも。いささか荒っぽい気もするが、これからどんな活動がされるだろうか。(村上裕子)