福与城址まつり
箕輪町の福与城址で29日、第11回福与城址まつりがあった。箕輪南小学校の児童らによる太鼓演奏などがあり、訪れた地域住民を楽しませた。
福与区と三日町区の有志でつくる「福与城址を守る会」の主催で毎年行われているもので、今年は木下和紙保存会がNHKの大河ドラマにちなんで制作した風林火山をテーマとした山車飾りも展示。また、同地から移り住んだと言われている静岡県大井川町に住む「福与」姓の人たち16人も祭りに駆けつけた。
松崎久司実行委員長は「守る会の役割は先人から引き継いだ素晴らしい城址をこのままの姿で引き継いでいくことと、この城跡を通じて地域を活性化すること。城址周辺をスイセンの里とする計画もあり、今年から徐々にスイセンを植えていきたいと考えている。この城址を中心として地域、まちの活性化につなげていきたい」と語った。
スイセンは守る会のメンバーと箕輪南小学校の児童が今年の秋ころに植えること植えることを予定している。