メーデー
連合系(連合長野上伊那地域協議会、上伊那地区労組会議、上伊那地区労福協)の第78回上伊那地区メーデーが29日、伊那市民会館であった。77単組約1500人が集まり、豊かで公正な社会の実現と格差是正、労働条件の改善などを訴えた=写真。
昨年に続き今年も連合系、労組系は別々にメーデーを開催。連合系のメーデーでは、福島敬実行委員長が「ここ数年、強い者はより強く、弱い者は切り捨てるといった二極化が進んでおり、私たちの生活が根底から脅かされている。今こそパートや派遣、契約労働者とも手を組んで格差是正を訴えていく時。行政改革の名のもと、規制緩和が進み、働く者の生活環境が以前より不安定になっている。ゆとり・豊かさ・公正な社会をつくるため、ともにがんばりましょう」と呼びかけた。
その後、市内でデモ行進を行い、ホワイトカラー・イグゼンプションの反対、働く者のためのワークルールの実現などを訴えた。