箕輪町の運動あそび4年目
運動保育士2人体制でスタート
箕輪町が“一味ちがう箕輪の子ども”を育成しようと導入している、柳沢秋孝松本短大教授の柳沢運動プログラムが4年目を迎えた。町は07年度、運動保育士を1人増員し2人体制で事業の充実を図る。1日、松島保育園で本年度最初の運動あそびが始まった。
運動保育士は唐沢由紀さん、大槻佳奈さん。心身ともに健康な子どもを育てる目的で、運動が好きな子どもになるよう支援する。
松島保育園ではこの日、年長から年少まで各1クラスが運動あそびをした。年長児は運動あそびも3年目になり、準備運動もスムーズにこなし、運動保育士がヘビ、アザラシ、くまさんなどの指示を出すと、ヘビのまねをして床をはうように進むなど夢中になっていた。皆より少し遅れた友達がいると、「頑張れ、頑張れ」と手拍子して応援する姿もあり、クラス皆で楽しそうに取り組んでいた。
唐沢さんは、「今までは担任の先生に補助してもらっていたが、今年は2人なので、担任の先生はクラス全体を見ることができるようになる。子どもが待つ時間も減り、やる回数が増えるので経験も増えると思う」と話している。