伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
25/(木)

ニュース

茶用の八重桜 摘み取り始まる

商工会女性部

茶用の八重桜 摘み取り始まる

 伊那市商工会女性部高遠支部(守屋恵子部長)は3日から、花漬け「桜志津久(しずく)」用の八重桜の摘み取りを始めた。今シーズンは約100縲・50キロ分を作る計画で、3縲・回に分けて花を摘む。
 花漬けは、20年以上続く取り組み。例年200キロを作り、好評を得ているが、会員の減少などで負担が大きく、量を減らした。
 初日、高遠町文化体育館横での摘み取り作業には部員10人が参加。
 手が届かないところは脚立を使い、8分咲きした八重桜を手際よく一輪ずつ摘んだ。
 花は、その日のうちに、がくを取るなどせん別し、水洗いして塩で仮漬けした。
 後日、仮漬けした花を干し、本漬けする。
 例年、高遠城址公園の「さくら祭り」で手作りのさくら茶をサービスし、花見客に喜ばれている。

前のページに戻る 一覧に戻る