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市町村対抗駅伝・小学生駅伝 あす号砲

 第17回県市町村対抗駅伝競走大会(長野陸上競技協会など主催)は6日、松本市の松本城太鼓門を出発し、松本平広域公園陸上競技場へ到着の8区間、39・3キロコースで熱戦を展開する。同時開催の第3回県市町村対抗小学生駅伝競走大会は、同競技場発着のコースで競う。
 松本市制施行100周年を祝う記念事業を兼ねて開催。例年は、松本平広域公園周辺を走る9区間、42・195キロのコースで実施してきたが松本城をスタートし、市街地を通り競技場へゴールする特別コースを設けて開く。
 エントリーは57チーム。上伊那勢は前年総合2位の駒ヶ根市、町の部2位の辰野町、同じく5位の箕輪町、村の部3位の宮田村など全8市町村が出場を予定する。
 小学生駅伝は例年通りのコースで開き、競技場発着の4区間、6キロ(1区間1・5キロ)で競走。こちらも57チームが参加予定で上伊那からは全8市町村が出場。駒ヶ根市は第1回大会から続く3連覇を目指し、たすきをつなぐ。
 市町村対抗駅伝は午前8時40分、小学生駅伝は同9時45分のスタート。

市町村対抗駅伝 駒ヶ根市優勝を目指す

 第17回県市町村対抗駅伝競走大会(6日、松本市)に出場する駒ヶ根市は、長野市の大会8連覇を阻止するため、期待の新戦力を加えるなどして大会に臨む。総合順位2位だった前年と比べて「選手層は厚くなった」(下島修監督)。8年振りの総合優勝を手にするため、「勝ちたい」との意欲に燃える選手らの目には、優勝の2文字しか見えていない。
 1区の福沢(駒ヶ根東中3年)は、県内男子長距離ランキング上位の実力者。序盤からの独走を期待し、続く2区・篠田、3区・小林(それぞれ駒ヶ根東中3年)、4区・森田(赤穂中2年)の走りで前半のリードを維持する考え。下島監督の頭の中には「先行逃げ切り」のシナリオがすでに描かれている。
 5区から最終区の一般選手区間には、長野市の強豪選手にも劣らない布陣で挑む。6区で起用する箕輪町の元エース・滝沢(旧姓=大槻、ジェルモ)、駅伝部で活躍した東洋大卒の宮下(トヨセット)の新たな戦力が加わり、念願の優勝に一歩近づいた。
 「駅伝上伊那」の黄金期を支えた5区・羽生(養命酒製造)の復活、7区・北原(トーハツマリーン)や8区・小林(内堀醸造)の若手実力者らの走りにも期待したい。
 選手らは大会に向けて年明けから準備に入った。今回初めてとなる合同練習を週1回のペースで続けるなど、選手全員が勝利に向けて一丸となった。下島監督も「長野市の連覇を阻止し、優勝を勝ち取りたい」との意気込みに力が入る。

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