「原田泰治の世界」展
箕輪町教育委員会は27日まで、「原田泰治の世界」展を町文化センターホールで開いている。
長野県出身の原田泰治の美術展を町で開催したい-と企画。セイコーエプソンのプリント創作技法「ピエゾグラフ」による、原画により近いピエゾグラフ作品を展示した。
作品は春から冬まで四季をテーマにしたものなど45点。「あんずの畑」「ボンネットバス」「栗ひろい」をはじめ80号の「潮風の詩」「そよ風」などの大作もある。
「あたたかい眼差しの作品は、観る人の心にほのぼのとした温もりと安らぎを与えてくれることから“日本人の心の故郷”と呼ばれている」と解説されるように、会場には昔懐かしい、ふるさとの風景が広がっている。