赤とんぼ会母校に植樹
宮田村の宮田小学校を1958(昭和33)年度、同中学校を1961(昭和36年)度に卒業した同窓生でつくる「赤とんぼ会」は29日、還暦を祝って両校の庭に記念植樹をした。
131人の同窓生のうち13人が参加。記念標柱も立て「子どもたちと一緒に元気に育てよ」と願いを込めた。
小学校にはオオヤマザクラを植え、当時の恩師である柄山祐希さん=伊那市中央区=が即席授業。木の特徴などを、還暦を迎えた教え子たちに話した。
同席した清水閣成校長は「皆さんの学校を想う強さを感じる。私たちも大切に育み、子どもたちに伝えていきたい」と話した。
中学校にはオオモミジを植樹。同会は還暦記念事業として昨年、小学校に回転式書架、中学校にはDVDレコーダーを寄贈している。