高遠北小3年生が商店街で聞き取り調査
伊那市の高遠北小学校3年生(池上あやか教諭、11人)は8日、高遠町の商店街で聞き取り調査をした。
2年生のときから、地域学習として社会科の授業を兼ね、豆腐作りや製造業の作業現場などを見てきた。
今回、商店街を取り上げた。児童たちは2班に分かれ、衣料品店や飲食店、酒店、菓子店、旅館などを回った。「おばあちゃんとよく買い物に来る」「このお菓子は、ほかより1円安い」など店内を見て歩き、店主らに売れ筋やお勧め商品、営業時間、仕入れ先などを尋ねた。「売れるために、何をしていますか」と厳しい質問も飛び出し、飲食店の社長は「賞味期限があるから、新鮮なものを置くように気をつけている」と答えた。
調査の結果は、児童たちが撮った写真を使い、絵地図や壁新聞にまとめたいとしている。
今後、市役所、警察署なども見学する予定。