子育て10か条策定会議第4回
子育てのよりどころにしてもらおうと駒ケ根市が制定を進める「子育て10か条」の第4回策定会議が8日、市役所南庁舎で開かれた=写真。市民、団体の代表や教育関係者などで構成された委員約30人のうち出席した約20人が素案をもとに検討して9か条の原案をまとめたほか、名称を「こまがね子育て10か条」とすることを決めた。条文の10番目は各家庭で話し合って決めてもらうことが望ましいとされた。前文の内容と各条文の順番などは今後事務局が検討する。
原案は市のホームページで公開し、意見箱を設置するなどして市民の意見を募るほか、市民団体などの意見も反映した上で6月中旬ごろに制定される見通し。
2月に始まった会議は、当初3月中旬までに最終案をまとめて発表する計画だったが、じっくり検討したいとする意見が強かったことから5月にずれ込んだ。
こまがね子育て10か条の案は次の通り。
一、アルプスに 響くあいさつ 心が通う
一、顔出せば 広がる人の輪 ご近所づきあい
一、「ありがとう」「ごめんなさい」言葉で伝える 素直な気持ち
一、ほめてしかって抱きしめて 目を見てうなずき 最後まで
一、早寝 早起き 家族で愛の朝ごはん
一、つけっ放しに御用心 テレビやゲームは時間を決めて
一、外遊び 群れ遊び 自然に身につく がまんやルール
一、家事・育児 家族みんなで協力を できることからお手伝い
一、かけがえのない命 子どもにも自分にも 語りかけよう
一、(第10条は各家庭ごとに話し合って決める)