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はらぺこ保育園でみそづくり

はらぺこ保育園でみそづくり

 伊那市富県の自由保育園「はらぺこ保育園」の園児たちが9日、恒例のみそ作りに挑戦した。園児たちは小さな手でめいっぱい大きなみそ玉を作り、おいしくなるように願いを込めた。
 みそ作りは今年で3年目。園児たちが楽しみながら地域の伝統文化を学ぶ機会となっており、出来上がったみそは園児が畑で栽培した野菜と一緒に調理して食べるなどしている。
 入園園児が増えた今年は、昨年より多い大豆10キロ、こうじ10キロ、塩2キロを仕込み。 前日にゆでておいた大豆をすり鉢とすりこ木、昔のみそ作りで使っていた機械などを使ってすりつぶし作業から開始。ミンチ状になった大豆の生地が機械の先から出て来る姿を見た園児たちは「ソウメンみたい」などと喚声を挙げた。
 次にすりつぶした大豆にこうじ、塩、大豆のゆで汁を加えてみそ玉づくりへ。大中小、さまざまな大きさのみそ玉が出来上がった。
 みそ玉は1週間ほどワラの上で寝かせてからおけに漬け込み、半年ほど熟成させる。
 小林成親保育士は「味には自信がある。今年はみそラーメンなんかもに挑戦できないかと考えている」と話していた。

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