ルネッサンス西町の会が春日公園にツツジを記念植樹
伊那市西町の区民や商店事業者でつくる「ルネッサンス西町の会」(会員56人、向山等会長)は10日、キリシマツツジ5本を伊那市に寄贈し、区内にある春日公園へ記念植樹した。セレモニーには竜南、竜西保育園の年長園児57人も参加。園児たちの健やかな成長を願いながら参加者全員で木の根元に土をかけた=写真。
公園のイメージアップなどを目的とする取り組みで2年目。木とともに大きく成長し、大人になってからも再び地元に戻って来てほしいという思いから地元の園児たちにも植樹への参加を呼びかけている。
昨年は桜だったが、今年は同公園内に2万本ほど植えられているキリシマツツジを植樹。また今回は「ネコバス」の愛称で親しまれているボンネット型バスで園児を送迎。このバスは居酒屋を経営する向山会長が本年3月から夜間の無料循環バスとして利用しているもので、園児たちにも昔のバスの感触を楽しんでもらえればと送迎に用いた。
木の寄贈を受けた小坂市長は「この公園は昔西町のみなさんに管理していただいていたもので、立派な公園となった。きれいな桜も咲くしツツジも咲く。またみなさんに楽しんでいただければ」と話していた。