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伊那市応援協定関係者会議

 伊那市は11日、市役所で、災害時に応援協定を結ぶ団体関係者との連携を深めるための会議を開いた。災害発生の恐れのある梅雨期を前に、協定を結ぶ15団体の各担当者と市職員の計60人が集まり、昼夜の連絡先や協定内容の情報交換などをした=写真。
 昨年7月の豪雨災害時に市と協定団体間で円滑に連携が取れなかったため、具体的な連携方法や応援手段などを確認するために開いた。あいさつに立った小坂樫男市長は「いざという時に向け、連絡形態の整備が必要となる。梅雨期に向けてこの会議で準備をしていきたい」と話した。
 市は、95年から災害時の医療救護、緊急情報などの放送、応急生活物資供給などに関し、23団体と協定を結んでいる。

小中学校体育館の鍵を携帯

 市は梅雨期に向け「初動対応職員行動マニュアル」を4月に策定。これに従い、緊急時に避難所を開放できるよう、市内の全小中学校の体育館の鍵をそれぞれ学校付近に住む職員55人に携帯させている。
 同会議で報告した。

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