サッカー県1部リーグ、トップストーン2年目の戦いに
宮田村のサッカークラブチーム「トップストーン」の社会人チームは、県1部リーグ参戦2年目を迎え、上位進出を狙っている。有望な新人を迎えるなど戦力も充実。初戦は13日午後12時半から伊那市の富士塚公園で、南箕輪村を拠点にするMACSALTOと対戦。・ス上伊那ダービー・スを制して、波に乗ろうとイレブンの雰囲気は上々だ。
2002年に発足して以来、南信リーグ2部から順調にステップアップしてきた同チームだが、県最高峰のリーグに初めて挑んだ昨季は、2勝2分け5敗で10チーム中8位。
前後半開始直後や終了直前に失点をするケースも多く、厳しい戦いとなった。
しかし、強豪と戦うなかで見えてきた課題を克服しようと、スタッフがテーマを決めて練習メニューを設定。
「何となくではなく考える練習に変わってきた」と清水正康監督、中村宣昭副将は話す。
18歳から36歳と年齢の幅が広いのもチームの特徴だが、今春新たに6人が加入。
かつてトップストーンのジュニアユースに在籍し、高校を卒業したばかりのMF中田敏貴(赤穂高出)DF飯島仁(辰野高出)両選手も加わり、育成時代からの・ス生え抜き・ス選手にチーム関係者の寄せる期待も大きい。
「普段は楽しい仲間だが、サッカーに対する姿勢は真剣。ドリブル突破を見せたい」と中田選手。飯島選手も「1対1の強さを発揮できれば」と話す。
初戦のMACSALTOとは、今までに3試合行ってPK負け2回と引き分けという結果が残る。「勝てていないので、是非とも初戦を飾りたい」と全力で試合に臨む。