高遠高校同窓会代議委員会が校名検討を承認
高遠高校同窓会代議員会(井口公雄会長)は12日、総会を開き、08年度から導入する新カリキュラムに合わせ、校名検討を進めたいとする学校側の提案を承認した。
高校改革プランに伴う高校の再編整備が進む中、同校では今後の生き残りをかけて新カリキュラムの導入を検討してきた。校名についても、検討を求める声が挙がっており、今年2月の「将来の高遠高校を考える会」で校名検討を提案。しかし、一部から「なぜ変える必要があるのか」といった声が挙がったため、進行をストップし、同窓会の役員会など話し合いを行いながら校名検討実施に向けた調整を図ってきた。
学校は「校名検討は何が何でも変更しようとするものではない」と強調。今後、25日に開く高遠高校振興会理事会と将来の高遠高校を考える会で再び校名検討の是非を問い、承認が得られれば一般から広く校名を募集していく。しかし、現状のままが良い場合には現在の名前をそのまま書いて応募することもできる。