箕輪消防署
箕輪ダム救助訓練でモーターボートの扱い訓練
箕輪消防署は15日、箕輪ダム救助訓練で、長野県箕輪ダム管理事務所が所有するモーターボートの扱い訓練に励んだ。
訓練は97年に1度やったが、10年が経過し全署員29人のうち約3分の1が訓練未経験であること、本年4月に箕輪ダムで救助事案があったことなどから、15、16日の2日間で全署員対象に計画した。
15日は13人が参加。箕輪ダム管理事務所の職員の指導で、格納庫からボートを下ろしダム湖に着水。1周した後、ボートを再び格納する訓練で、交代で乗船し、ボートの上昇・下降の機械操作、人員配置などを確認した。
署によると、箕輪ダムでは車や人の転落などが毎年1、2件ある。署員4人が4級船舶の免許を所有しており、救助や検索時は、管理事務所のモーターボート、または伊那消防組合が伊那消防署と辰野消防署に配備しているゴムボートで対応するという。