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園児に体支える力をトレーニング、専門講師で運動指導

園児に体支える力をトレーニング、専門講師で運動指導

 宮田村西保育園(吉川美幸園長)は本年度、専門のインストラクターを外部から招き園児の運動指導を行っている。器械体操をもとに、運動の基礎となる体を支える力を付けるのがねらい。園児たちは日ごろのトレーニングに園内の雑巾がけにも取り組み始めるなど、様々な側面に効果は波及しそうだ。
 初回の15日は年長園児が受講。動物の動きのマネを取り入れながら、全身を動かした。
 ウサギやカンガルーみたいにピョンピョン飛び跳ねたり。クマのように四つん這いになって、力強く進んだり。楽しみながら、手や足で大地をしっかりとつかむ運動を繰り返した。
 指導する日本マタニティビクス協会認定インストラクターの根橋恵美さん=伊那市=は「赤ちゃんのハイハイは体を支える力を養っています。子どもの運動能力低下も言われますが、雑巾がけもハイハイの延長。手軽にできるトレーニングです」と説明する。
 同保育園は春から本格的に雑巾がけを導入。年中園児から広まったものだが「腕や足の力など相当鍛えられるし、美化の心もあわせて養えられる」と吉川園長は効果に期待を寄せる。
 運動指導は保護者会の協力も受けて年間10回開き、各学年順番に実施する考え。マットや飛び箱などを取り入れていく予定だ。

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