津島神社改修を計画
祇園祭あばれみこしが有名な宮田村町二区の津島神社社殿の雨漏りがひどくなり、氏子の協力で大規模な改修を計画している。鉄板ぶき屋根と内部の改修、さらに同祭に使うのぼり旗、大提灯なども老朽化しており新調する。来年夏をめどに全事業を完了させたい考えだ。
同神社は350年ほどの歴史があると伝えられ、現在の社殿は明治時代の建物。過去にも数回部分改修を行ってきたが、築110年余の経過で屋根などの老朽化は激しく、社殿内部への影響拡大も懸念される。
この長年の懸案に新旧の氏子総代は集まり、2月に改修委員会(保科充会長)を発足。準備を進めてきた。
事業費は700万円ほどを見込み、社殿のほか老朽化した道具などの更新も進める予定。
また今まで神社名を刻んだ「社標」がなかったが、祭りに使う社殿用の幕とあわせて整備を計画する。
同神社の氏子は町一区、町二区、町三区で1000戸ほど。氏子の寄付を主体に事業を進めたい考えで、改修委員会や氏子総代は地域に理解と協力を求めている。