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中川西小で新茶を手摘み

130本で1番茶の手摘み

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 中川村の中川西小学校で16日、恒例の全校児童の茶摘みを行った。児童らは正面玄関前など3カ所のお茶の木、約130本で1番茶の手摘みをした。今年は保護者や祖父母、地域の人々約20人が手伝った。
 同校の茶畑は86年に、村道拡張に合わせ、道路沿いから学校敷地内に移植され、翌年、玄関に幼木を植栽。さらに、03年にも苗を植えた。
 今年は暖冬傾向のため、昨年よりも1週間早めたが、4、5月に寒い日もあり、新芽の伸びは今1つ。
 作業に先だって、用務員の西永真八郎さんが、黄緑色の新芽の全体、茎ごと摘む「普通摘み」を指導した。
 この後、唱歌「茶摘み」のBGMが流れる中、児童らは歌を口ずさみながら摘み始めた。
 6年生は初体験の1年生と並び、摘み方を丁寧に教えながら、作業を進め、たちまち、金属性のボールは新緑の茶葉でいっぱいになった。
 この日、摘んだ葉は、高森町の製茶工場に持ちこみ、煎茶に加工され、祖父母参観日で味わったり、福祉施設、教育委員会などに贈られる。

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