海外協力隊が小学生と交流
JICA(国際協力機構)駒ケ根青年海外協力隊訓練所(山形茂生所長)で派遣前訓練中の隊員候補生らは18日、駒ケ根市内の5小学校を訪れて児童らとの交流を楽しんだ。
赤穂南小学校(下平達朗校長)にはネパールやキルギスなど7カ国に派遣予定の12人が訪れ、4年生と5年生の2クラスの児童らとそれぞれゲームをしたり、世界の国々の文化などについて勉強をしたりした=写真。候補生らが「もうすぐこの国に派遣されるんだよ」と話すと児童らは「いいなあ」「ぼくも行ってみたいな」などとうらやましそうに話し合い、「2年後に帰ってきたらお土産持ってまた来てね」と頼んでいた。交流には山形所長などJICA関係者も視察に訪れた。
同小には候補生との交流を機に2年前に開設した世界情報センターがあり、さまざまな国の民芸品や装飾品、楽器などのほか、多くの映像ソフトをそろえるなどして児童らの国際理解教育に活用している。