宮田小3年4組と2年、海外協力隊員候補生と交流授業
宮田村の宮田小学校3年4組と2年生は18日、国際協力機構駒ケ根青年海外協力隊訓練所の隊員候補生を迎え、国際理解の交流授業を行った。
3年4組を訪れたのは、学校教育支援で中米のホンジュラスに派遣予定の本田泰生さん(39)山本浩司さん(38)伊藤由紀子さん(36)の3人。
伊藤さんはピンク色が鮮やかなホンジュラスの民族衣装で現れ、子どもたちは興味津々。スライドを使ってクイズ形式で、同国の言葉や文化、暮らしぶりを伝えた
日本と比べ環境的に厳しい学校の様子も紹介。「みんなが学校に通えるわけではありません。家のために働く子どもたちもいます」と説明すると、児童は貧しくとも屈託のない笑顔が広がる現地の子どもたちの写真を見つめた。
2年生は太平洋に浮かぶバヌアツに派遣される3人と交流。地球温暖化により国土の水没も危ぐされる小さな島国の現状を知り、利便性を追い求める自分たちの暮らしが遠い国までつながっていることも学んだ。