伊那市桜写真コンテスト2007で向山世男さんの作品が最優秀賞
伊那市内の桜のPRを目的として開催した「伊那市桜写真コンテスト2007」の審査会が24日、伊那商工会館であり、応募総数304点の中から向山世男さん(伊那市)の作品「南アルプスの遠望」が最優秀賞に選ばれた。
同コンテストは全国有数の桜の名所・高遠町が伊那市となったことを受けて伊那商工会議所が今年初めて企画。高遠町だけでなく、市内にある隠れた桜の名所を再発見・PRする目的で募集したところ、市内を中心に県内各地や愛知、大阪などからの応募もあった。
審査には商工会議所関係者、写真家、桜守など6人が参加。有名な桜の名所で撮影したものから、誰も知らないような穴場で撮影したものまでさまざまな作品が並んだが、桜の咲く春日公園の高台から望む残雪の南アルプスを写した向山さんの作品が最優秀賞となった。
審査員を務めた写真家の津野祐次さんは「質の高い写真が多かった。最優秀賞に選ばれた作品は『ここへ行ってみたいな』と思わせる」と話していた。
入賞作品は観光パンフレットなどで使用されることとなる。
入賞者は次のみなさん。
◇最優秀賞=向山世男(伊那市)
◇優秀賞=白鳥由利(伊那市)春日芳人(駒ヶ根市)
◇特選=鈴木修、唐木武徳、山口昭久、クラタヒデオ(以上伊那市)熊井好男(塩尻市)
◇入選=春日良治、平林守雄、野溝文武、蜷川靖子、板山誠、久保村由人、北原秀男、久保田昌宏、長田文夫、矢沢学、春日政人、穴沢辰幸、西村一樹、伊東扶、赤羽信一、酒井幸一、林平一郎、宮原良一、牛山理、竹平源次、田中美咲(以上伊那市)、宮原秀寿(辰野町)伊藤敏男、加藤平治(以上南箕輪村)酒井芳郎(箕輪町)