「Beauty-美しきもの」が撮影終了で関係者慰労会
後藤監督や俳優、スタッフ、地域の協力者ら百人余が出席
飯島町在住の後藤俊夫監督(67)がメガホンを取る「Beauty-美しきもの」の撮影がほぼ終了し、21日夜、飯島町のJA上伊那Aコープ飯島店で、後藤監督をはじめ、主演の片岡孝太郎さん、片岡愛之助さんら俳優、スタッフ、地元関係者ら百人余が参加し、関係者慰労会を開いた。村歌舞伎保存会主催。全ての撮影は22日で終了、7月末までに完成させ、公開は秋以降の予定。
後藤監督は「秋、冬、春の3シーズンのロケは明日1日を残すところとなった。スタッフやキャスト、地元の皆さんの協力でここまで進めることができた。特に『成功させる会』を中心に、5千万円余のカンパをいただいた」と感謝し、関係者の労を労った。
主役の片岡孝太郎さんは「自然の中で健康的に仕事ができた。ぼくにとって、最高に楽しいかった」。片岡愛之助さんは「200人縲・00人のエキストラが集まっていただき、映画を盛り上げてくれた」。歌子役の麻生久美子さんは「歌子は魅力的な女性。この役を演じられて幸せ」と、それぞれ感想を交えながら、感謝の気持ちを伝えた。
この後、伊那市の白鳥副市長の発声で乾杯。撮影中の苦労話や楽しい話をさかなにおいしいお酒を酌み交わし、互いに労を労い、充実感を味わった。