駅前広場「輪苑」開園1周年、整備竣工で記念式典
宮田村のJR宮田駅前に住民協力で整備が続いていた広場「輪苑」が26日、開園1周年を迎え、新たに設けたせせらぎ水路など全事業の竣工祝賀とあわせて記念式典を開いた。整備した一輪の会(小沢常明会長)のほか、地権者や事業推進に寄付をよせた地元企業、村、住民ら約70人が出席。地域の力で再生した村の玄関口が、・ス協働・スのシンボルとして長く愛されることに期待を寄せた。
空き地や空き家が目立ち空洞化する駅前に花壇を設けたいと始まった取り組みが、足掛け2年ほどで地域の力が結集。
地権者の賛同を得たほか、村の地域づくり支援事業、日本発条やタカノ、ユーエスアイなど地元企業20社の後押しも受け、住民が汗して以前とは見違える広場が完成した。
一輪の会が手づくりで整備した花壇の花々が咲き誇る中で式典。
小沢会長は「一輪の花が二輪、三輪と広がるように地域の善意、ボランティアが広がっている。憩いの場としていつまでも愛され、駅前再開発の礎となることを願う」とあいさつした。
清水靖夫村長ら来賓は、地域協働のモデルケースであると称賛。会場では宮田太鼓や宮田プラムハワイアンズなどの演奏もあり、地域一緒に全面竣工を祝った。