子どもたちが地域を・ス探検・スして危険な場所もチェック
宮田村大原区の小学生が27日、同地区内をスタンプラリー方式で探検しながら危険な場所も確認する「大原探検」を行った。同地区PTAと同育成会の主催。水路や道路、広場など、防犯や安全面に懸念がある5カ所にチェックポイントを設定。ゲーム感覚も取り入れながら、自分の身を守る意識を高めた。
40人ほどが6年生をリーダーに5班に分かれて探検開始。地区公民館を出発し、地図を頼りに地区内を歩いた。
チェックポイントにはPTAの役員が待機し、たどりついた子どもたちに危険性を指導。通学時や遊ぶ時には注意するよう呼びかけた。
また、各ポイントにはパターゴルフや輪投げなどのゲームを用意。見事にクリアすると、役員からスタンプを押してもらいゴールを目指した。
下平隆地区PTA会長らは「近年はこの方式で実施している。何がおきるか分からない世の中。口で教えるのには限界もあり、楽しみを取り入れながら意識の向上につながれば」と話していた。